歌舞伎は大きく3つに大別される
歌舞伎と一言で言っても、種類が違うと明らかに
雰囲気が違うので、初めてでも簡単に解ります。
「義太夫狂言」「世話物・時代物」「歌舞伎舞踊」です。
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まず、人形浄瑠璃というのを聞いたことがありますか?
太棹のベンベンベンという三味線に合わせて、うなる
様に歌う(正しくは「語る」)人(太夫)が居て、人形遣い
の人が音曲に合わせて動かすのですが、歌舞伎の場合
人形ではなく役者さんが演じます、勿論。
この浄瑠璃の演目を義太夫狂言というんですね。
先に挙げた「妹背山婦女庭訓」と「野崎村」もこの
カテゴリーに入ります。
次に「世話物」とか「時代物」と表現されるもの。
最初から歌舞伎の為に作られた作品なので「純歌舞伎」と
言ったりもします。
世話物は、皆さん一度は聞いたことのあるフレーズが
ある作品が沢山あります。例えば「源氏店(げんじだな)」
というお話。ストーリーはよく知らなくても、台詞は
皆さんご存じです。
与三郎「ご新造さんえ、おかみさんぇ、お富さんえ、
いやさお富ぃ、久しぶりだなぁぁ!」
お 富「Σ(O O;)そういうおまえは...?」
与三郎「与三郎だぁ。主ぁおれを見忘れたかぁ!?」
お 富「しえぇぇ!!」
これぞまさしく世話物の中の世話物。
これに対して「時代物」というのは、ストーリーが
武士とかお家とか宮とか、お役人関係のお話です。
忠臣蔵がこれに入ります。
そして最期に「歌舞伎舞踊」です。
踊りというよりも、パントマイムに近いのでしょうか。
所作には全て意味があって、動きが情緒的であることは
ないんですね。義太夫狂言の三味線が太棹でベンベン...
というのに対して、こちらの方は細竿しか今まで見たこと
がありません。チントンシャンて感じでしょうか。
外国人や日本人でも現代人は、この「歌舞伎舞踊」は
眠くなるから苦手...って言う人が多いと思います。
一般的には上記3つに分けられるようなんですが、
でも、どう見ても「能」みたいな作品があります。
勧進帳もその一つなのですが、舞台も能楽堂を思わせる
セットになっているため、「松羽目物」と言われている
のだそうです。
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