籠釣瓶花街酔醒 2
この作品は田舎男が江戸の吉原にやってきて、美しい
花魁に恋をしてしまうところから始まります。
男は花魁のもとに足繁く通いつめ、お馴染みさんに
なっていき、ついには身請けの話にまで発展します。
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しかし、花魁の恋人が衆人環視での愛想づかしを要求。
花魁は男に申し訳ないと思いつつも、恋人への誠意の
表明から愛想づかしをしてしまう。
後日男は再び吉原を訪ねるが、花魁を始め、あの時の
非礼をわびるのだが、男は恥をかかされた恨みを晴らす
べく、妖刀・籠釣瓶を持って来ていたのである。そして
花魁も、店のものも、その妖刀でメッタ斬りにするという
復讐劇となんです。
多くの人間の血を吸ってきた妖刀の妖気が、男に乗り
移ったかの最後に、ぞっとする幕切れです。
吉原は今の浅草と南千住の間くらいにあった廓。
この作品は明治に書かれたもので、初演は初代
吉右衛門でした。
その役を二代目が演じます。
2006年9月 歌舞伎座の配役は下記の通り
◆出演
佐野次郎左衛門...中村吉右衛門
繁山栄之丞...中村梅玉
兵庫屋 八ツ橋...中村福助
立花屋女房 おきつ...中村東蔵
下男 治六...中村歌昇
兵庫屋 九重...中村芝雀
釣鐘権八...片岡芦燕
兵庫屋 七越...市川高麗蔵
絹商人 丹兵衛...澤村由次郎
お針 おなつ...中村歌江
兵庫屋 初菊...澤村宗之助
遣手 お辰...澤村鐵之助
立花屋長兵衛...松本幸四郎
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