世話物
さて、歌舞伎舞踊は他にも山ほどありますが、
取り敢えずここではカテゴリーの紹介ということで
「世話物」(せわもの)いってみたいと思います。
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これは、一言で言ってしまえば、江戸の庶民の話です。
他項で紹介した「源氏店」や「雪暮夜入谷畦道」が
このカテゴリーに入ります。
わりと他愛もないものから、超極悪非道な主人公まで
いろんなストーリーがあります。
江戸っ子のお気に入りだったのか、はたまた当時の流行か、
ビジュアル系男子が女装して、人から金品をだまし取ったり、
最悪殺しちゃったりするんですねぇ。それなのに、何故か
不思議に「悪人」に見えないのが歌舞伎。
それもそのはず、人気役者さんが演じてますからね。
弁天小僧は尾上菊五郎さんの当たり役。それから、ちょっと
前まで中村勘九郎さんだった、今は中村勘三郎丈も最高です。
立役(男役)も女形も、両方出来る役者さんがやるんですね~。
この方達は勧進帳だと弁慶はさすがにちょっと演りませんが、
富樫左右衛門か義経を演るタイプの方達です。
逆に、弁慶を演る役者さんは、弁天小僧は無理ですね(^^;)
不思議に女形の役者さんがこの手の役を演じてるのを
今まで見たことがないです。元々男なんだから、演っても
良さそうなものなんですが...
白波五人男や三人吉三など、「白波物」と言われていて、
女装のワルは「弁天小僧菊之助」や「お嬢吉三」さんです。
台詞はテンポが良くて、粋で本当に見ていて小気味が良い!!
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