花道
ご存じかと思いますが、歌舞伎はランチを挟んで4時くらい
までが昼の部で、4時半くらいから9時くらいまでが夜の部
と言い、昼と夜では演目も異なります。
昼の部と夜の部と通しで一日中歌舞伎座に居る人も中には
いるのでしょうねぇ。あの建物の中自体がお祭りみたいな
感じで、異世界と言えるかも知れません。
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さて、初めての歌舞伎鑑賞でありながら、この月の歌舞伎は
大がかりな舞台の演目が昼の部と夜の部とにありました。
歌舞伎座には舞台に向かって左側に「花道」がありますが、
演目によっては右側にもう一本仮の花道を作って、両花道
で見せることがあります。
平成3年1月の舞台が正にこれで、演目は「野崎村」と
「吉野川」。
野崎村は聞いたことがあるかも知れませんが「お染・久松」
の心中ものです。吉野川は「妹背山婦女庭訓」という狂言の
一幕で、歌舞伎版ロミオ&ジュリエットとでもいいましょうか。
両花道を使って船は通るは籠かきは通るはで、ホント派手。
この野崎村で籠かきの息杖がリズミカルで、長調とも短調
ともつかない切ない三味線の音色とのアンサンブルが
本当に素晴らしい。これは世界に誇れる日本の音色♪
日本人なら是非一度は聞いて欲しい音です。
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