法界坊 7
さて、もちろん何も解決していません。
なにしろ本物の鯉魚の一軸は法界坊が持っているん
ですから。その一軸を番頭長九郎に50両で売って
しまいます。番頭長九郎はお組を縛ってさらって
しまおうとしますが、籠やを呼びに行ってる隙に
法界坊がやってきて、さっき50両で渡した一軸と
お組の両方をかっぱらってしまいます。
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なにしろ主人公は法界坊なので「よくやった」って
感じなんですが、そんなうまくいくわきゃない。
法界坊がお組を乗せた籠を、縄で念入りに縛ります。
「しめたぞしめたしめこのうさぎ♪」などと歌いながら
縄をもって自分が籠のまわりをぐるぐる回りながら
縛り上げていきます。調子の良い音楽が奏され、
楽しい気分にさせてくれる一場面です。
そんな時、永楽屋では大変な事になっていた。
お組といい仲の要助を責めたてに大坂屋源右衛門が
やってきて、怒りにまかせて鯉魚の一軸をベリベリ
にひっちゃぶいてしまいます。
これには「つっころばし」の要助もまじキレ!
源右衛門を殺してしまいます。
この殺しのシーンはスローモーションで演じられます。
歌舞伎ではよくあるのですが、「だんまり」と言う
手法です。
吉田家のお家再興がならなくなった今、源右衛門を
殺し、自分も自害しようとしているんです。
そこへ道具屋の甚三がやってきてすんでの所で止めます。
吉田家がお取りつぶしになっても尚忠実な家臣ですね。
倒産した会社の社長に忠誠を誓う元・社員だと思って
下さい。あり得ますかね?
とにかく(A^^;) 甚三は源右衛門の死体を通りがかりの
よっぱらいが背負っている籠の中に入れようとあけると
中からお組が出てきました。最前法界坊がうどんを食べに
行ってる間、ちょっと隠していたんですね。
この場所が、確か神社の鳥居のあたりだったと思います。
しかし、いくら江戸時代でも人殺しは犯罪です。
源右衛門殺しの容疑は甚三にかかってしまいます。
要助とお組は「こりゃもう心中するしかない」と思い
手に手を取って行こうとしたその途端、落雷!!
落雷で気絶って意味が良く解りません。雷に当たったら
生きてられないと思うのですが、そういう細かい所は
気にしてはいけません。
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