法界坊 6
痴話げんかしている要助とお組の後ろで法界坊は
落ちてる恋文を拾ってにんまりする。
これで要助がお組と間男してる証拠にしようと企ん
でいるんですねぇ。
狡賢そうにイヒヒと笑った顔を見れば解ります。
スポンサードリンク
さて、法界坊がいなくなったと思ったら、今度は
こっそり大阪屋源右衛門が入ってきて、先刻法界坊
が勧進の旗とすり替えたとも知らず、床の間にかか
っていた軸とすり替えて持って行きます。
二人も入れ替わり立ち代り出たり入ったりしてるのに
二人の世界の要助とお組は気づきません。
ドリフターズばりのベタなギャグで笑わせてくれます。
さて、数々の悪巧みが功を奏するかと思われた瞬間、
正義の味方がやってくるのがお約束。
封印を切ったら贋金が!!
証文を持って要助に迫る番頭長九郎。
「どう考えたってやったのはアンタだろう?」
と思っても、戦う力もないのが色白の二枚目。
超軟弱なイケメン男を「つっころばし」と言います。
間男の証拠の恋文を出して要助を陥れようとする
法界坊。アンタに望みはないんだけどねぇ...
たくらみがうまくいくかに見えたその時、法界坊が
「こういう時に正義の味方がやってきて、悪党を
くるくる~とやって、チョンチョーンとやっつけ
たりするだよねぇ~」と思ったらやっぱり!!
お約束どおり花道から道具屋の甚三(どうぐやのじんざ)が
やってきて、悪党二人をやっつけます。
道具屋の甚三は中村富十郎丈で、実は吉田家の...
家老じゃなくて、お庭番じゃなくて、なんだった
かなぁ。とにかく吉田家の家臣です(A^^;)
小さくなってる法界坊と長九郎に向かって「今度こんな
事したら、首が胴に繋がってないよ!」と脅し文句。
この甚三さんはこのお話になくてはならない人です。
スポンサードリンク
サイト内関連記事
- 暑い夏の夜のホラー その1
- この何年か、日本の夏は異常に暑くなりました。 平日40度超えなんてざらですものね......
- 色彩間苅豆 -かさね-
- これは細竿の三味線・清元による舞踊劇なんです。 ベンベンという太棹の重たい感じで......
- 色彩間苅豆 -かさね 2-
- なぜ累のお父さん(義父さんだったかな?)のドクロが 流れてきたのか? それは与右......
- 色彩間苅豆 -かさね3-
- 振り払っても振り払っても、しつこくしがみついてくる 累の執念に、ついに我慢の限界......
- 法界坊1
- パート2は「法界坊」です。 正式な外題は「隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ......
- 法界坊 2
- このきったない坊さん、法界坊は本当に坊主で、 勧進なんかをして、その寄付金で生活......
- 法界坊 3
- ところで、要助の彼女はお組さん、しかし要助(実は吉田家 の跡取り息子で名は松若(......
- 法界坊 4
- 源右衛門が持ってる「鯉魚の一軸」を永楽屋の後家、 おらくがなんとかして譲り受けよ......
- 法界坊 5
- 永楽屋の番頭・長九郎は、百両なんて大金最初から 持ってやしないんです。中身は偽金......
- 法界坊 7
- さて、もちろん何も解決していません。 なにしろ本物の鯉魚の一軸は法界坊が持ってい......
- 法界坊 8
- さて、2人が倒れている現場は、どういう訳か 法界坊の隠れ家というか、超汚いあばら......
- 法界坊 9
- 後半の「双面水照月」は、それまでのきったない 世界からがらりと変わって綺麗な舞踊......
