色彩間苅豆 -かさね-
これは細竿の三味線・清元による舞踊劇なんです。
ベンベンという太棹の重たい感じではなく、怪談
ながら悲しいラブストーリー(前半は)なので、清元で
しっとり聞かせるわけです。
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さて、花道を一人の男がやって来ます。記憶が確か
なら、ムシロ(?)で身を隠しながら、いかにも怪しい。
絶対に指名手配の犯罪者だ...でもイケメン。
(別の演目と混同してたらごめんなさい)
この男は本当に罪な色男で、名前を与右衛門。
実は以前はちゃんと奉公していたのだけど、同じ
家中の腰元とデキちゃって孕ませてしまったため
出奔したんですね。この腰元こそが累(るい)です。
昔は家中での恋愛は御法度だったようで、禁を犯せば
罰せられたんだそうです。
だから、孕ませちゃったりしたら大変で、与右衛門は
累を置いて出て行ってしまうんです。
でも、累は恋しい与右衛門さんを追って行き、しっかり
見つけるんですね。そして2人で心中しましょうと訴え
かけます。
兎に角玉三郎さんが美しく、実生活でも大好きな中村
吉右衛門丈演ずる与右衛門への恋心が伝わって来ます。
しっとりした感じで舞台は進みます。
川縁まで来たところで、髑髏が流れて来るんです。
ラブストーリーで心中物なのに、なんで髑髏が!?
実はこの髑髏、累のお父さんのものなんです。
どうしてお父さんの髑髏が流れてきたのか...
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